先日、家族で夕飯を食べているとき、携帯が鳴りました。
ん?誰やろ?
会社からでした。少し緊急な用事でした。
「うんうん。ほーほー。おけー!ほんじゃ!」
って電話を切ると、嫁がじーーっとこっちを見てます。
「ん?なに?」
って聞くと、嫁が
「例のアレじゃないだろーな~?」
(._.?) ン?
あっ!わかった!
「違うわー」
例のアレとは
「劇団四季事件」
もしくは、
「チャルメラ事件」として、わが家に伝わる忌まわしき事件のこと。
いまの奥さんと結婚する前、まだ付き合い始めたばかりの時、その前の彼女から連絡がくることがありました。
(・∀・)キリッ
もちろん奥さんは知りません。
ある夜、夕飯時 携帯電話がなりました。
番号をみると、前の彼女からでした。
いつもは、音が鳴らないか、電源を切ってたのに、たまたまこの時忘れてたんです。
その時の着信音が「チャルメラ」
チャララ~ララ チャラ ララララ~~
わかるかな?ラーメンの屋台のやつね。もう20年くらい前の話なので、電子音です。
部屋にこの間抜けなチャルメラの電子音が鳴り響きました。
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ どうしよ?
「でないの?チャルメラなってるよ?」
心の中では少しパニクってたけど、
「まぁ会社からやろ?対した用事やないじゃろ?」
って放置。
着信がきれました。
ホッとしたのもつかの間、電源をこそっと切る間も無く、次のチャルメラが襲ってきました。
チャララ~ララ チャラ ララララ~~
……
「でたら?でないの?」と奥さん。
確かに…これででないのは不自然。
ってか、もうすでに不信感を持ち始めてる。
で、意を決して
1人芝居をするしかない!!
(・∀・)キリッ
これで乗り切る事にしました。
チャルメラが鳴り響いてる携帯を持ち、「着信切る」ボタンを押して、1人芝居の幕があがりました。
「切るボタン」がまるでガチンコのよう・・・
「はい、もしもし・・」
「おーどしたん?んー?」
「マジか?えーー!それやばくない?」
滑り出しは順調。
チラッと嫁を見ると「どうしたん?」って心配そうにこっちをみてる。
俺はジェスチャーで、こっちはいいから先にご飯たべてて!と…
ククク、上手くいってる
「ほんで?ほーほー!なるほどな~!うそっ?」
意外とイケる!イケてる!
ちょっと楽しくなってきた!
そして、早く切ればよかったのに、ひっぱりすぎました。
チャララ~ララ チャラ ララララ~~
本日3回目のチャルメラ電子音がおそってきました。
あの間抜けなチャルメラの着信音が、通話中のはずの携帯から鳴り響いたんです。
そうなんです。電源をきったわけじゃなく、通話をきっただけだから、相手が掛け直してきたんです。
イージーミス!!
「ほーそうなん?まじー…ん?なに?この音?あれ?」
ぁゎゎ
「んー?じゃあね…なんだろねこの携帯..音がなってら~….ははっ….は..」
この時の事は、もうよく覚えてません。
ひと呼吸おいて、すべてを察した嫁から…
お前の携帯は通話中にあんな大きい着信音がでるんか!
( ノω-、)
なーにが「うそ?」じゃ!相づちしかせんし!
( ノω-、)
そもそも着信がチャルメラって!ラーメン屋でも始めるんか?
( ノω-、)
よくそれをチャレンジしようとしたな!訓練でもしたんか!
お前は劇団四季か!!
これがわが家に伝わるいまわしき「劇団四季事件」です。
別名「チャルメラ事件」とも言われています。
子供にこの話をしたら、めちゃうけたww
と、導入分が少しながくなりましたが、そんなパニックになった時こそ
甘いものでも飲んですこしおちつきましょう。
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